
和歌山県和歌山市にある紀三井寺に行ってきました!
行こうと思ったきっかけは、湧き水(井戸水)があることです。
和歌山県内で駅から歩いて行ける湧き水を探していたのです。(アシがないもので…)
JRきのくに線紀三井寺駅から徒歩10分くらいです。
正式な寺名は「紀三井山金剛宝寺護国院」というお寺です。
この紀三井山から湧き出す3つの霊泉(清浄水・楊柳水・吉祥水)から紀三井寺という名前で呼ばれているそうです。
清浄水へのアクセス
3つの霊泉のうち2つ(清浄水・楊柳水)はすぐに見つかりました。
まず一つ目、清浄水(そうじょうすい)の水汲み場は、お寺の入り口の右側(階段の下、ケーブルカー乗り場の前)

階段を登り、赤い立派な門をくぐり、またさらに階段を登った右側に清浄水の井戸があります。

不動明王様の像もあります。
罪障を洗い流して清らかな心にしていただける霊水です。
楊柳水へのアクセス
2つ目の霊水、楊柳水(ようりゅうすい)はさらに階段を登った中腹あたりの右側に「楊柳水」の看板があります。
その看板がある道をしばらく進むと楊柳水があります。


病から救ってくださると言われる霊水です。
3つ目の吉祥水を探しつつ、階段を登る
さて、残るは3つ目の吉祥水(きっしょうすい)の場所を探します。
長い階段を登りきると本堂へ

こんなに階段の上にあるとは知らずに来ました。(笑)

荷物があったらきつかったです。事前に調べておいた駅のコインロッカーに預けてきて正解。
(紀三井寺駅の改札外にコインロッカー有り)
ちなみに徒歩で階段を登って参拝する場合は参拝料は無料でした。
ケーブルカーは片道600円で、私は乗らなかったのですが、自分でボタンを押して上に行けるようです。(無人)
参拝をすませ、御朱印を頂きました。
残り1つの吉祥水を境内を探しまわるが一向に見当たらず…
本堂の横にさらに階段があり登った先に、さらに階段があり、墓地が広がっているところがありました。
その墓地のほうに吉祥水があるのか?と疑い階段を登ろうとしましたが看板など見当たらず、どうやら違うようで(登らなくてよかった…)
山の上にきたので景色もかなりいいです。

やっとたどり着いた吉祥水へのアクセス
普段なら自分でどうにか探そうとするのですが、これは聞くしかないと思い
先ほど御朱印を頂いた際のお寺の方に聞くことにしました。
「吉祥水は境内の外にありまして…」
なるほど、そりゃ探してもないワケだ。
紀三井山から湧き出ている霊水 ですもんね
てっきりお寺の境内で湧き出ているものと勘違いをしていた。
お山は広いですもの…
本堂から吉祥水の生き方を丁寧に教えてくれました。
本堂からみて右側にある下り坂を一番下まで降りて右折
(途中に駐車場があり、車で上がってくる用の道だと思われる。ここを徒歩で歩いている人はいない。
下りならまだしも、徒歩で登るのは相当きつい急こう配)
右折後、100メートルくらい民家の広がる道を直進し、右側に「吉祥水」の看板有り。

そこからしばらく階段を登ると吉祥水があります(紀三井寺の階段ほどきつくはない)






飲む者即時に煩悩が消滅する、瀧のぼりの水と言い伝えられている霊泉です。
本当に悩みごとがなくなったらいいですよね。
まとめ
清浄水はお寺の入り口横、楊柳水は階段の途中の小道、吉祥水のみ境内の外で、100メートルほど離れた場所にありました。
3つの霊泉とも、念のため煮沸して飲用してくださいと注意書きがありました。
筆者は、ペットボトルに汲み持ち帰り、滞在先のホテルのポットで煮沸していただきました。
さほど味の違いはないように感じられました。まろやかな口当たりが特徴。
3か所とも他に水汲みの人はいませんでした。
紀三井寺を階段で登り、ゆっくり参拝、その後吉祥水へ。
所要時間2時間でした。
駅からも徒歩10分と近く、アクセスしやすいです。
お寺なので歴史を感じられたり、荘厳な感じも味わえます。
ぜひ、散策しながら水汲みを楽しんでみてください。
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